9/24/2007

交通渋滞 (1) Metroの近くに住んでよかった・・・。

今年4月に西海岸から初めてMcLeanのオフィスを訪問したときのこと。将来の上司・同僚達との会話で、簡単な自己紹介の後に必ず聞かれたのが、"So, have you decided where you're going to live?"。どこに住んでいるのか聞くのも挨拶代わりなのかな・・・と思い、ストレートに"I'm thinking about living somewhere between the office and the downtown DC"に答える私。そうすると、必ず「どこに住むか決めるときは、通勤のことを考えたほうがいいよ。私が住む・・・からだと、ラッシュの時間帯だと1時間以上も車を運転しなければいけないんだ」などと、会話が交通渋滞のことに飛ぶのです。

最初は、「遠くに住んでいるとかわいそうだなあ」と思って聞いていたのですが、次第に頭の中が???だらけに。だって、出会った人との会話がほぼ全て交通渋滞のひどさで延々と続いたのです。更に、交通渋滞のことを議題にしていると、通りかかった人が「そうそう、私も今日、ひどい交通渋滞にはまって・・・」などと会話に参加。日本ではペーパードライバー、ビジネススクール在学中は、車での通学が面倒で、キャンパス内に住んだ私には、いまいちこの会話について行くことが出来ず。恥ずかしいながら、4月のオフィス訪問で最も記憶に残ったことは、DCエリアの服装のconservativeさ(スーツを着ない西海岸に比べたら当然ですよね・・・)、そして会話の議題としての交通渋滞の有効性?でした!

そして、実際にアパートを探した今年7月。基本的に車での通勤を決めていたので、DCとオフィスの中間地点で、レストランや買い物に困らないエリアということで、Arlingtonにほぼ絞っていました。あとは細かな条件を色々と比較していたのですが、心の底で引っかかっていたのが交通渋滞のこと。半径3マイルの一帯のアパートを10件以上も見たのですが、どこのアパートもGoogle Mapによると通勤時間が20-25分と出てきます。だったら、通勤のことは気にしなくてもいいのかなあ、と少し思ったのですが、アパートのロケーションによって通勤経路が大きく異なることに気づきました。もしかしたら同じ方向に行くにしても混む道と混まない道の差が激しいのかも・・・と次第に不安になってきたのです:(

当時は、Arlington在住の人を誰も知らなかったので、誰にも聞けずに困りました。で、出来るだけ不確定要素はヘッジをする、というポリシーの私は、ある選択肢を取りました。それは、地下鉄(Metro)の駅に出来るだけ近いアパートを選ぶこと。会社は残念ながら最寄のMetroの駅(オレンジラインのWest Falls Church)から歩いて行ける距離には到底ないのですが、シャトルバスが出ている話を聞いたので、いざとなったら通勤時間が余分にかかってもMetroを使おうと。

仕事を始めて3週間が経ちますが、この決断は私のDC生活において恐らく最も重要だったのではないかと日増しに感じています!あれほど交通渋滞が日常生活に出てきた理由は、車で通勤した一日目で嫌というほど理解できました。(続)

2 comments:

Anonymous said...

遊びに来ました♪
アメリカで交通渋滞がひどい町の中にDCもはいってるんだね。
http://www.forbes.com/2006/02/06/worst-traffic-nightmares-cx_rm_0207traffic.html

そこより更にひどいとランクされるSan Francisco近郊のあちこちのクライアントに出向く私の日常も渋滞との闘いで、サンノゼのクライアントに行くのに、7時半に家を出ると1時間40分かかってしまうので、7時前に家をでたりとかいうのが日常。日本で混んだ電車に乗るのも辛いけど、渋滞の中を運転するのも辛いね。どこでも通勤は楽じゃないなぁ。目指せ、「家から仕事」か?笑

Mayuko said...

以前会った時に、通勤の大変さを話していた気持ちが、本当によく分かるよ。なんと、今年のsurveyで、DCエリアはSan Franciscoに並んでしまったの。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/09/18/AR2007091800777.html

私も車での通勤のときは、7時前に出ています。まさか東京で仕事しているときよりも早く家を出るとは、かなりびっくりです。