10/21/2007

Heidelberg Pastry Shoppe (Bakery/Cake Shop, Arlington, VA) - ★★★1/2

先週の日曜、Maryland州Potomac在住の同僚のTea & Vodka Partyに呼ばれて行ってきました。なぜ、Tea&Vodkaかというと、彼女は台湾出身なので台湾のお茶、あとは参加者の一人がロシア人だったのでVodkaも入れて・・・という説明だったのですが、大変素敵な彼女の家に行って分かったのが、彼女自身がVodka好きだったこと。Absolutを始めとして、7-8種類のVodka、あとはBaileys等々のLiquorがあり、運転する自分の身を悲しく思いました。。。

それはさておき、地元で何かお土産が買えないかなと、探して見つけたのがHeidelberg Pasty Shoppe。ドイツのHeidelberg出身のオーナーが1975年に開いたお店で、大統領や各国大使も食したことがあるという由緒あるヨーロッパ風ケーキ・パン・デリを提供。

私は日曜の閉店間際(13時)に駆け込んだところ、メニューの多さにしばし圧倒されてしまいました。ケーキも普通のケーキ、パウンドケーキ、パイ等々あり、他にもクッキー、チョコレート、さらには菓子パン、パン、チーズ、ハム、サンドウィッチ・・・。目移りして、どれを買おうか結構迷ってしまいました。でも、結局、彼女が好きなフルーツ系のチーズホールケーキ(Cheesecake with fruit topping)を選択。

包んでもらっている間、目が食事系のパンの棚に釘付けになってしまったので、非常にフレンドリーな店員さんに思わず、「何かパンのお勧めはありますか?」と聞いてしまいました。「どれもおいしいんだけど、やはりこのお店の名前がついたHeidelberg Breadが特に人気あるよ」と。

Heidelberg Bread - Medium and white rye whole grain flour, white flour, sour dough, sunflower seeds, salt and yeast.

私はふだん、あまりライ麦系のパンは食べないのですが、ドイツ系のパン屋さんのパンだったら、最も信頼できるかも、と思い、試しに買ってみました。
チーズケーキは、New York Cheesecakeとは違って、チーズが濃厚でなく適度にクリーミー。上に載っていたフルーツはストロベリー・ブルーベリーだけでなく、ピーチや緑のグレープもあって、見た目もカラフルで楽しく、非常に好評でした!
家に帰って食べたHeidelberg Breadは、私が今まで食べたライ麦系パンの中でもトップクラス。ひまわりの種とサワドー種がいいアクセントとして効いてました。サンフランシスコの特産品?であるサワドーブレッドも私はその独特な酸味が特に好きではなかったのだけど、このパンを食べてから、Boudin Bakeryに無性に行きたくなりました!
Heidelberg Pasty Shoppe
2150 N. Culpeper Street Arlington, VA 22207
Tel: (703) 527-8394
★ - 3.5/5 ここのパンは外見だけでも、どれも素朴な味なんだろうなと期待しています。あとは、ドイツのお菓子だと、クリスマス時期にクッキーを食べようかなあ。外には何席かテラス席もあり、土・日の軽いbreakfast/brunchによさそうです。

Washington Postとアメリカの新聞(1)

DCエリアに住み始めて、はや2ヶ月近くが過ぎようとしています。今回は8ヶ月程度の短期滞在と分かっていたので、最初に日常生活において優先したいことを1つ決めました。それは、出来るだけ現地の生活について学び、体験すること。ビジネススクール在学中は学校生活を優先し、かつカリフォルニアでもある種特殊なベイエリアにいたため、ベイエリアのこと、アメリカで暮らす人々の日常生活について何にも触れないまま、2年間を過ごしたことの、反省です。



その一歩として始めたことが、Washington Postの購読。とりあえず記事の量が多いので、全ての記事を読もうとする軽く数時間はかかってしまうのでそこまでしていませんが、毎日恐らく30分弱はこの新聞を読むのに費やしている気がします。私は新聞を読むのが好きで、フランス留学中など新聞を通じて言語を勉強していたこともあるので、特に苦ではないです。それに、Washington Postは新聞記事の質が全般的に高く、文章の書き方等で勉強になります。



他の米国の主要新聞と同様、Washington Postも価格の割(月~金 35セント)には大量の記事を掲載しています。平日の構成は以下のようになっていて、それぞれ独立したペーパーなので、毎日新聞の束を受け取るのです。

  • Main - National/World/Editorial。政治記事が中心。20ページ程度。
  • Metro - 地元の記事。日本の新聞だと社会面に当たるのでしょうか?Washington DC、Maryland、Virginia、とそれぞれ内容が異なるようです。10ページ程度。
  • Style - 何が記事の選択基準となっているかまだよく分かっていないのですが、文化面という表現が近いと思います。10ページ程度
  • Business -株価等以外は極めてローカル色強し。10ページ以下。
  • Sports - 10ページ程度。
  • Classified -掲示板。他の都市では、新聞はcraigslistに負けているようですが、DCエリアは相対的に健闘しているようです。
  • あと、週に一回、Food、Home、Health、よりミクロな地元記事(私のエリアだとArlington-Alexandria情報)、金曜にはWeekendという週末のDCエリア行楽情報が入ります。

土・日は1ドル50セントと4倍以上の価格に跳ね上がることもあり、以下の新聞が加わります。

  • Automobive 又は cars- 自動車の新車評価及び中古車等の掲示板
  • Book World - 新作のreview
  • Jobs - 求職情報
  • Real Estate - 不動産情報。全般的な不動産市場の動向と、ローカル市場の現状および掲示版
  • Sunday Outlook - 平日の文化面の拡大版?
  • Sunday Source - よく位置づけが分かりませんが、これも文化面的な記事を掲載
  • Travel - お薦めの旅行先の旅行記事に加え、現在、市場に出ているお得なディール等も掲載
  • TV Week - 1週間のTVガイド
  • Washington Post Magazine -これは新聞ではなく30ページ程度の小雑誌で、特集記事が2本程度とレストランレビュー等が掲載
(これらは私が2ヶ月間の購読を通じて判断したことで、恐らく誤りが多いかと思います。その点はご了承ください。)

私は今のところ頑張って毎日読んでいますが、車で通勤を始めたため、今まで電車・バスでの通勤時間を当てていた新聞購読のための時間をなかなか見つけられなくなってきました。そうなると、Washington Post勤務の友人には申し訳ないけど、購読をそのうち止めなくてはいけないかもしれないです。

幸いにも、Washington DCエリアには「Express」と呼ばれる無料の新聞があります。これは、Washington Post社が発行していて、Washington Postの記事の抜粋版です。Metroの駅を中心に毎朝置いてあり、Metroの通勤時間帯はWashington PostでなくExpressを読んでいる人のほうがよっぽど多いくらい。私も、仕事第一日目に、地元の駅で笑顔の素敵な女性が「Good Morning! Express?」と配っていたのを読んで、かなり気にいっています。いくら広告記事等が多いにしても、新聞の発行費用・マーケティング費用をどうやってカバーしているのか、気になるところです。(続く)