その後は、5ドル払って世界各国のワインを試飲できるWorld Market Winte Tentに入りました。Tentと名前はついているけど、実際はビルの中庭でワインをサーブするテーブルだけにテントが張られてました。私はまだフェスティバルの中で見たいところがあったので、4種類ほどだけ試飲(十分かな?)。
試飲したワインは
- Toso Brut nv Sparking Wine (Mendoza, Argentina)
初めて飲むアルゼンチンのスパークリングワインでした。 値段が気になるところ(10ドル以上は出さないなあ)。
- 2005 Pascal Toso, Malbec (Mendoza, Argentina) - WS 88
- 2005 Fabre Montmayou Malbec - WE 89, top 100 best buys WE '06
WEでかなり評価の高いワインです。確かに値段(7ドル程度)を考えるとお買い得なのかも。ただ、あまり印象が残る味ではなかったです。
- 2003 Franciscan Cabernet Sauvignon
NAPAに20回は通ったくせに、一度も訪問しなかったFranciscan。ようやく試飲することが出来ました。正直言ってがっかり。なんかナパのCSで言われることがある「パワフルすぎ、タンニンが強すぎで、グラス一杯も飲めない」がそのまま当てはまった気がしました。まあ、こんな会場で飲むという、飲み方が悪かったかもしれないので、どこかでもう一度飲んでみたいです。
http://www.wine.com/V6/Franciscan-Cabernet-Sauvignon-2003/wine/85519/detail.aspx
その後、様々な画家や写真家たちの作品が各テントで飾ってあるのを、通りがかりに鑑賞。素敵な写真がたくさんありました。特に、Joe Shymanski、Steven Millerの写真が気に入ったけど、衝動買いは控えました;)
最後に、Shakespeare Theatre Companyの新しいSidney Harman Hallを見学しました。
Shakespeare Theathre Companyは1985年創立という新しい劇団ながらも、"one of the world's three great Shakespearean theatres" (The Economist) 、"the nation's foremost Shakespeare company" (The Wall Street Journal)と評され、非常に高い評価を受けていいます。シェークスピア作品が中心ですが、George Bernard ShawやMoliere等他の作家の古典作品も幅広く演出しています。
特徴としては、作品のスタイルや意図を尊重しながらも、現在の社会に沿った、より馴染みのある手法で再評価していること。これは、私が昨日、"The Taming of the Shrew"(「じゃじゃ馬馴らし」byシェークスピア)を観たときでも、結構ショッキングな程度にまで現代的だったのにも感じ取ることが出来ました。
Sidney Harman Hallの話に戻ると、これはちょうどArts On Footの日に初めて民間にオープンされた、新しい劇場です。ハーバード大学JFケネディースクールのProgram on Technology, Public Policy, and Human Development創設者であり、有名なPhilanthropistであるDr. Sidney Harmanの寄付を中心に設立された、800名弱収容可能な劇場。普段は入ることの出来ない舞台裏や控え室、作品のリハーサル等を楽しむことが出来ました。私はシェークスピア作品を観たことがないので、「じゃじゃ馬ならし」、非常に楽しみになりました!
このArts on Foot、ふと気が向いて行ったフェスティバルにしては、様々な形での芸術を味わうことが出来、大満足です:)!
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