9/13/2007

Bistro Francais (French, Washington DC)

7月某日。約18時間のフライトで日本からWashington DCについた翌日から2日間で14件ものアパートを見学。毎日10km程度歩いたうえ、かつ更に35℃に達するような猛暑に襲われたため、前日まで珍しく疲労で食欲もなかった。でも、この日、非常に心配していたアパート探しにも目処がつき、DCでの最終日をDC散策に当てることが出来た。

ただ、一言でDCと言っても、アメリカの首都とだけあって結構大きな都市。どこのエリアに行こうか迷ったが、Georgetownにした。10数年前のDC滞在時に最も気に入ったエリアだったし、私の将来のアパートからも徒歩圏内だから、街の雰囲気や主要なお店を見ておきたかった。

この日も暑くて、ホテルからGeorgetownまでの30分の散歩は結構きつかった。Potomac RiverにかかるKey Bridgeを越えてGeorgetownに入るや否や、私は体を休める意味でウィンドウショッピングを開始。すぐに、見た目がいい感じのカフェレストランLeopold's Kafe + Konditoreiを見つけ、このエリアに来てよかったとしみじみと感じる。Dean&Delucaでおいしそうなパンが替えそうなことを確認し、私はメイン通りの1つであるM StreetをDC中心地に向かって歩き続けた。

明日からヨーロッパに発つため、私は無性に卵料理が食べたくなった。なぜならば、ヨーロッパで卵料理を見つけるのは、アメリカ以上に大変だからである(除くEnglish Breakfast)。特に、ランチ・ディナーとなるとスペインのTortilla Espanola(スパニッシュオムレツ)ぐらいしか思いつかない・・・。ということで、私はオムレツを食べられそうな場所を念頭に探していたら、M st沿いにお店を発見。お客さんがあまり入っていなかったが、思い切って入ることにした。

Bistro Francaisはその名が示す通り、いかにもフレンチ・ビストロの雰囲気で、フランスのポスターが多く飾られていた。テーブルや食器のシンプルさも。ただ、店自体はかなりのアメリカナイズ(エキストララージ?)で、Georgetownに会議等で来ている団体客も何組も見かけられた。この大きさだと、Brasserieの方がぴんとくる気がした。私はOmelette with ham and mushroomsとペリエを注文。フランスのビストロのよさはこじんまりしたところにあるので、なんとなく一人客の私は居心地が悪く、新聞を読んで紛らわせることに。

10分ほどで出てきた、オムレツはあまりにもシンプル。ハムが入っているのにもかかわらず、パサパサしていて味付けが物足りない。あまり好きではないけど、胡椒と塩をふりかけた。ケチャップのほうがよかったかも。付き合わせのフレンチフライは細めでカラっと仕上がっていて、これは手が止まらずに食べ続けてしまった。

次回は、もう少し王道のフレンチビストロ料理をオーダーしようと思った。でも、真夏にビストロ料理を食べたい気分にはあまりならないだろうなあ。

Bistro Francais

3124 M St NWWashington, DC 20007

(202) 338-3830
http://www.bistrofrancaisdc.com/

★2/5 - もう少し低めの評価にしようかと思ったけど、アメリカでおいしいオムレツはあまり食べたことがないので、そこまで悪くなかったのかもしれない・・・。

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