9/18/2007

Martin's Tavern (American, Washington DC)

すっかりCrab Cakeの虜になってしまった私は、少なくともシーズンの9月末までは週2回Crab Cakeを食べることを決意。とりわけ、Old Ebbitt Grillで期待を上回る味を楽しめたこともあり、National Gallery、Arts on Footの後、Georgetownエリアまで足を伸ばした。

今回選んだのは、Martin's Tavern。ここも1933年創業と歴史のある店で、Martin一家で代々引き継がれている。現在のオーナーは4代目。初代や2代目オーナーは様々な分野のスポーツ選手としても活躍したようだ。DCらしく、歴代大統領が訪問したことのある店である。

私は一日中歩いて疲れていたこともあり、17時頃にレストラン到着。田舎の町のローカルの人たちに好まれそうな、素朴な雰囲気に、周辺のショップ(GAP, Nine West等)とのギャップを感じながら、恐る恐る中をのぞく。お店は、予想以上にお客さんが入っていた。アペリティフだけの人もいれば、ちゃんと食事をしている人も。一人だった私は、その混み具合に躊躇し、やや肌寒くなっていた外のテラス席を選んだ。

当然、オーダーするものはただ一つ。ただ、Arts on Footで多少食事をしていたので、entreeではなくappetizerにすることに。ここのCrab Cakeも店の看板メニューで私が注文したのは、

PETITE CRAB CAKES - Jumbo lump and backfin crab cakes served golden brown with our Mandarin remoulade sauce

と書かれてあった。あと、あっさりとした白ワインが飲みたくなり、イタリアのピノ・グリージョをグラスで頼む。

出てきたCrab Cakeの第一印象は、お、珍しく小さめ、というもの。お皿にはサイズ的にはミートボールに近いものが4個載っていた。揚げ具合は外がややこんがり目になっている程度で、コロッケを思い出させる。カニ肉はジューシーで、シンプルな味付けだったが、大きさが小さいだけあって揚げ物らしい脂っこさが多少気になった。Mandarin remoulade sauceというのはマヨネーズ・ケチャップ・マスタード・フレッシュレモンソース・Worcestershire sauce?・パセリ・ガーリック等々が材料となっているソースらしい。ケチャップとマヨネーズの味が多少感じられたが、このソースのおかげで脂っこさが和らいだ。

念のため、ウェイターにCrab Cakeの作り方がappetizerとentreeで違わないことを確認。サイズ的には小さかったけど、これをメインで食べていたらやはり胃に重かったかもしれないと思った。

Martin's Tavern
1264 Wisconsin Avenue NW
Washington, DC 20007
202-333-7370
http://www.martins-tavern.com/

★2.5/5 - Georgetownのキャンパスを散歩した後、その雰囲気を壊したくないときに来るイメージ。あとは、仲のいい友達とカウンターでカジュアルにアペリティフを飲むのもいいな。

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