交通渋滞を経験し始め、思い始めたことが一つ。それは、重度の交通渋滞を経験する従業員が多い会社は、考えている上に利益へのネガティブインパクトを被っているのではないかと。
明らかな例から挙げれば、ミーティング等の時間厳守が徹底されないことによる、無駄な待機時間の増加。交通渋滞のストレスから来る精神的疲労が及ぼす労働生産性の低下。これには、同僚等に事情を説明する、愚痴を言う、等の時間も含まれます。
さらに、仕事を選択する際に、渋滞なしの通勤時間ならば通勤範囲内と判断するはずなのに、渋滞がひどいため、時間的に通うことが出来ず、その仕事を諦める人(特に子供の送り迎えをするなどプライベートで時間の制約がある人々)を採用できない。これは、時間的制約に留まらず、ガソリン等のコスト増加という面も、職場選択に悪影響を及ぼすようです。
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/content/article/2007/09/18/AR2007091800777_2.html
私が働いている会社はflexible working hourを採用しているので、運良く交通渋滞を避ける自助努力をすることが出来ます。ただ、私の同僚によると、交通渋滞が年々ひどくなっているとのことで(リンク参照)、金曜などは午後になるとみんな早く帰り始めて、5時にはフロアががらがらになってしまうのをみると、それはそれで仕事がしづらいよなと思うのでした。
9/29/2007
交通渋滞(2) 交通渋滞が企業の利益に及ぼす悪影響
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1 comment:
渋滞ネタにばかり食いついて申し訳ないんだけど(苦笑)私の通勤が必須の私の職場ではそれが辛くてこの仕事を辞める人もおおいのね。ベイエリアの有力企業、GoogleやYahoo!が通勤バスを各地にだしたり、あと、エンジニアに対してはかなりの裁量の自宅勤務を許してることはやっぱり通勤苦で優秀な人材を失いたくないからでしょう。
しかしDCの通勤問題がそんなに深刻だとは。もうすこし、米国の都市部は公共交通機関を充実させるべきだと思うわ、ほんと。
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